🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.05.06

Man holding a golden retriever dog outdoors with mountains behind

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.05.06

犬4 + 猫2 = 計6件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.05.06

本日 4件

1. ⚠️ リコール・安全情報

Pretty Bird International、「Young Again Pet Food Core Health Dog Food」をサルモネラ陽性で全米自主回収

📅 2026.02.18

ミネソタ州Stacyに本社を置くPretty Bird International, Inc.は、中型〜大型犬および子犬向け総合栄養食「Young Again Pet Food Core Health Medium-Large Dog & Puppy Formula」がサルモネラ菌の推定陽性となったため、2026年2月18日付で自主回収を開始した。対象は10ポンド袋(UPC 7-16432-92570)と25ポンド袋(UPC 7-16432-92574)の2つのSKUで、いずれも消費期限が「Oct. 28, 2026」のロットに限られる。総量は約4,375ポンド(約1,985kg)で、流通は全米にわたる。

サルモネラに感染した犬は、嗜眠・嘔吐・血便を含む下痢・発熱・突然の食欲不振などを呈することがあるが、明らかな症状を出さずに排菌するキャリア犬も少なくないため、家族の二次感染リスクにも要注意。日本国内には正規流通していない製品だが、個人輸入や並行輸入で入手しているケースもあるため、該当ロットを家庭に保有していないか確認し、給餌を中止して購入店に返金を求めること。給餌器・床・人の手指の十分な洗浄も徹底したい。気になる症状が見られたら速やかにかかりつけの獣医師に相談を。

🔗 https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/pretty-bird-international-inc-recalls-young-again-pet-food

🏷️ リコール・安全情報


2. 🐕 犬学

AKC(米国ケンネルクラブ)、2026年に3つの新犬種(ロシアンツヴェタナヤボロンカ、バセット・フォーヴ・ド・ブルターニュ、テディ・ルーズベルト・テリア)を正式認定——登録総数は205犬種に

📅 2026.01.02

米国ケンネルクラブ(AKC)は2026年1月1日付で、ロシアンツヴェタナヤボロンカ(Russian Tsvetnaya Bolonka)、バセット・フォーヴ・ド・ブルターニュ(Basset Fauve de Bretagne)、テディ・ルーズベルト・テリア(Teddy Roosevelt Terrier)の3犬種を新たに正式登録した。これにより、AKCの公認犬種は205に達する。ボロンカは「ロシア語で『色つき小犬』」を意味する体重7〜9ポンド(3〜4kg)の暗色巻毛トイ犬種で、ビション系のロシア国犬。バセット・フォーヴはフランス由来のフォーン色の短脚セントハウンド、テディ・ルーズベルト・テリアは米国生まれの中小型ハンタータイプテリアで、害獣駆除を目的に19世紀後半に改良された。

新登録犬種はAKCコンフォメーション(容姿審査)やオビディエンス、アジリティ等の競技に出場可能となる。日本国内ではいずれも珍しい犬種だが、マイナー犬種を擁護するブリーダーや愛好家にとっては、米国ショーラインの血統が広がるきっかけになりうる。新犬種を迎える前には、特に短脚種(バセット・フォーヴ)の椎間板疾患リスクや、テリアの活動量・刺激ニーズ、ボロンカの被毛ケア負荷といった犬種特異的な健康・飼育要件を獣医師と相談して理解しておくことが重要。

🔗 https://www.akc.org/press-releases/the-pack-is-expanding-the-american-kennel-club-welcomes-three-new-breeds-to-the-registry/

🏷️ 犬学


3. 🏋️ トレーニング・行動科学

Linköping大、「1日数分の遊び」を4週間続けるだけで犬と飼い主の感情的絆が有意に強化——Royal Society Open Science 2026年4月

📅 2026.04.22

スウェーデン・Linköping大学のLina Roth准教授率いる研究チームは、犬と飼い主の絆形成に「遊び」と「報酬ベースのトレーニング」のどちらが効くのかをRCT設計で比較し、Royal Society Open Science誌に発表した。参加者の飼い主・犬ペアを「遊び増加群」「トレーニング増加群(おやつ報酬使用)」「対照群(普段通り)」の3群に無作為に割り付け、4週間後に飼い主の主観的絆スコア・犬の遊び発意行動・飼い主への積極的アプローチを測定した。

結果、遊び群のみ統計的に有意な絆スコア向上が観察された一方、トレーニング群と対照群には差が出なかった。飼い主は「綱引き、追いかけっこ、隠れんぼ、指でからかう遊び」などを1日数分追加しただけで、犬がより積極的に遊びを誘い、飼い主への印象もポジティブになったと報告した。Roth准教授は「短時間でいいから、犬の行動を観察しながら遊ぶことが鍵」とコメント。日本のトレーニング業界でも「報酬よりも一緒に遊ぶ時間」の優先順位を見直すきっかけになりそうだ。ただし本研究は飼い主の主観評価が中心で、犬側の感情指標(コルチゾール・心拍変動など)の検証が今後の課題となる。

🔗 https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsos.252294

🏷️ トレーニング・行動科学


4. 🏥 医療・疾病・予防

オハイオ州立大、家庭の床材で「ローンスター」「ガルフコースト」マダニが最大3週間生存可能と初の定量実証——年間を通じた室内ダニ対策の必要性

📅 2026.03.13

オハイオ州立大学獣医学部の研究チームは、家庭の床材5種類(タイル・木材・ビニル・短毛カーペット・長毛カーペット)におけるローンスターマダニ(Amblyomma americanum)とガルフコーストマダニ(Amblyomma maculatum)の生存日数を初めて定量的に検証し、Journal of Vector Ecology誌に2026年3月13日付で掲載された。両種は人と動物双方に病原体(エールリヒア症・スポッテッドフィーバーグループリケッチア症など)を媒介するマダニで、ガルフコーストの平均生存は約18日、ローンスターは約11日に達した。

床材別ではガルフコーストはビニル床で最長約25日、長毛カーペットで最短約10日。ローンスターは長毛カーペットで最長約15日、タイルで最短約7日と、樹種によって生存戦略が異なることが判明した。「いったん家に入ったマダニは数週間生き延びる可能性がある」という事実は、室内飼いでもマダニ予防薬の通年使用と、散歩後のブラッシング・ローラーチェック、衣服の即時乾燥機使用などのセルフケアが不可欠であることを示している。日本でも温暖化によるマダニ媒介性疾患(SFTS等)リスクが増しており、ペットを室内に持ち込まないバリア対策+通年予防薬の併用について獣医師に相談したい。

🔗 https://news.osu.edu/some-ticks-can-survive-from-1-to-3-weeks-on-home-flooring/

🏷️ 医療・疾病・予防


💡 今日のワンポイント(犬)

リコール・新犬種・絆形成・室内ダニと、今日のテーマは「予防」と「日常」が共通項。新しい犬種に憧れて迎える前には犬種特異の健康リスクを知り、フードのロット番号は届いたら必ずチェック、そして「短くてもいい、毎日数分犬と遊ぶ時間をつくる」——どれも飼い主の小さな習慣が愛犬の長寿と幸せを左右します。


🐱 猫ニュース — 2026.05.06

本日 2件

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1. 🏥 医療・疾病・予防

TriviumVetの「Felycin-CA1(シロリムス徐放錠)」が米国で本格展開——猫の無症候性HCMに対するFDA初の条件付承認薬、週1回投与で心筋肥大の進行抑制を狙う

📅 2026.04.15

アイルランドのTriviumVetが開発した「Felycin-CA1(シロリムス/ラパマイシン徐放錠)」が、2025年3月14日にFDAから「猫の無症候性肥大型心筋症(subclinical HCM)における心室肥大管理」という適応症で条件付承認を取得し、2025年夏以降、全米の獣医療施設を通じて本格展開されている。猫のHCMは左心室壁が肥厚する最も一般的な心疾患で、約7頭に1頭が罹患するとされ、無症候期から進行すると鬱血性心不全・大動脈血栓塞栓症(ATE)・突然死を引き起こす。Felycinは0.3mg/kgを週1回経口投与でmTOR経路を阻害し、心筋肥大そのものを抑制し得る初の薬剤として注目される。

TriviumVetはピボタル臨床試験「HALT HCM Study」を米国20以上の施設で実施中で、登録は約半数(目標300頭)まで進み、2028年までの完了を見込む。投与開始前には肝疾患スクリーニングが必須で、既存の肝疾患・糖尿病猫には禁忌。日本国内ではまだ未承認だが、HCMは日本の猫でも極めて多く、特にメインクーン・ラグドール・スコティッシュフォールドなど好発犬種では7歳以降の年1〜2回の心エコー検診が推奨される。早期発見と新薬の選択肢拡大により、これまで「経過観察しか手がなかった」無症候期HCMの管理戦略が大きく変わる可能性がある。心音雑音や活動量低下を感じたらかかりつけ獣医師に相談を。

🔗 https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-conditionally-approves-drug-management-ventricular-hypertrophy-cats

🏷️ 医療・疾病・予防


2. 🏋️ トレーニング・行動科学

サセックス大、「猫は予測可能性を好む」——犬や乳児と逆方向の認知特性を初実証、「期待された場所に戻ったオモチャ」に最も興味を示す

📅 2026.04.30

英国サセックス大学の研究チームは、家庭飼育猫における「対象の永続性」の認知(レベル6=目に見えない移動の追跡)について、新たな実験デザインで検証した結果を発表した。猫にオモチャを2つの箱の片方に入れて見せた後、覆いをかけて箱を交換するか元位置に戻し、最後にオモチャが「予想通り」の場所か「予想に反した」場所のどちらかから出現するシナリオを提示。猫の注視時間とオモチャへの遊び行動を計測した。

予想に反する結果が得られた——猫はオモチャが「もとの位置」(予想通り)に出現したときに最も長く遊び、注視時間も予想通り出現の際に長かった。これは犬や人間の乳児が「予想に反するイベント」により強く注意を向けるのとは正反対の傾向で、「猫は意外性より予測可能性を好む」可能性を示唆する。オモチャ自体には興味を示しても、見慣れない研究者には警戒を示し、メス猫・室内のみ飼育・ミックス猫・多頭飼育環境出身の個体ほどオモチャに積極的だった。日本の家庭でも、模様替えやキャリーケース・新しいオモチャを唐突に投入するより、「環境変化を予告し、猫が自ら確認する時間を与える」アプローチがストレス軽減に有効と示唆される。猫の「好奇心」イメージを科学的に問い直す、ユニークな研究だ。

🔗 https://www.sussex.ac.uk/broadcast/read/68547

🏷️ トレーニング・行動科学


💡 今日のワンポイント(猫)

無症候期HCMに対する初の薬剤と、「猫は予測可能性を好む」という新発見——両者に共通するメッセージは「見えにくい変化を早めに察知する仕組みづくり」。健康診断とエコー検診で心臓のリスクを早期に拾い、生活環境では「いつもと同じ」を尊重して、猫が安心できる毎日を整えてあげましょう。


毎朝7時配信

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