🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.03

adult golden retriever on grass field on focus photo

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.03

犬3 + 猫2 = 計5件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.07.03

本日 3件

1. ⚠️ リコール・安全情報

米AllProvide社、フリーズ加熱チキンドッグフード約680kg(1,500ポンド)をプラスチック混入の恐れで自主回収(2026年5月)

📅 2026.05.28

米ジョージア州ノークロスのAllProvide Pet Foods社は2026年5月11日、「AllProvide Holistic Pet Food Gently Cooked Chicken Recipe For Dogs(フリーズ加熱チキン)」約1,500ポンド(約680kg)を、原材料へのプラスチック片混入の恐れがあるとして自主回収したとFDA(米国食品医薬品局)の執行報告で明らかにした。対象は16オンス(約454g)の真空パック(1箱2袋、1ケース32袋、UPC 859125005809)で、ロットコードは048-01から048-14まで。全米に流通し、賞味期限は2027年8月1日、回収ステータスは「進行中(ongoing)」だ。現時点で健康被害の報告はない。

犬がプラスチック片を飲み込むと、嘔吐・食欲不振・元気消失などの消化器症状や、大量摂取では腸閉塞につながる恐れがある。同ブランドは日本国内での正規流通は確認されていないが、個人輸入や並行輸入品を与えている場合は該当ロットの有無を確認し、対象品は給与を中止して購入店に返品してほしい。愛犬に上記の症状が出た場合は、速やかにかかりつけの獣医師に相談を。

🔗 https://www.petfoodindustry.com/safety-quality/pet-food-recalls/news/15826309/allprovide-recalls-dog-food-over-plastic-contamination-concerns

🏷️ リコール・安全情報


2. 🧬 研究・科学

5大陸の狩猟犬164組を比較、「犬と人の絆」は文化を超えてほぼ共通と判明(Scientific Reports・2026年6月)

📅 2026.06.24

独フリードリヒ・シラー大学イエナとマックス・プランク進化人類学研究所の国際チームは2026年6月、学術誌Scientific Reportsに、犬と人の関係の文化差を調べた研究を発表した。ドイツ、マダガスカル、モンゴル、ペルー、バヌアツという文化・環境が大きく異なる5地域で、狩猟犬とその飼い主164組(独34・バヌアツ30・モンゴル35・マダガスカル33・ペルー32)を対象に、服従・指さし理解・視点取得・解決不能課題での粘りなど6つの行動実験と質問票を実施した。

結果、文化や飼育環境が大きく異なっても、犬と人の関わり方は驚くほど似通っていた。一方でドイツの犬はより従順で粘り強く、バヌアツの飼い主は犬の合図を読み取るのが特に上手いなど、訓練や狩猟習慣による違いも見られた。「犬との絆」は人類に普遍的で古くから共有されてきた可能性を示す成果で、日々のアイコンタクトや声かけといった小さなやり取りが世界共通の絆の土台になっていることを、飼い主も改めて意識したい。

🔗 https://www.nature.com/articles/s41598-026-57657-1

🏷️ 研究・科学


3. 🏥 医療・疾病・予防

米CAPCの2026年寄生虫予測、ライム病・フィラリア・エールリヒア症の「危険地域」がさらに拡大

📅 2026.03.23

米国の犬猫寄生虫協議会(CAPC)は2026年3月23日、2026年版「ペット寄生虫予測」を公表し、ライム病・エールリヒア症・アナプラズマ症・フィラリア(犬糸状虫)症のリスクが、従来は「低〜中リスク」とされてきた地域も含めて全米で地理的に拡大し続けると予測した。マダニ(シカダニ)はオハイオ、ケンタッキー、テネシー、ノースカロライナ、インディアナ、イリノイなどへ広がり、フィラリアはミシシッピ川流域や大西洋岸を北上しているという。CAPCの予測は年間の実測結果と照合して94%の精度とされる。

「マダニは1年365日吸血するわけではないが、12か月を通じて活動する。『低リスク』は『リスクなし』ではない」とCAPCは強調し、通年での予防と年1回の検査を推奨している。これは米国の予測だが、日本でもマダニ媒介感染症やフィラリアは温暖化とともに油断できない。ノミ・マダニ・フィラリア予防を「暖かい季節だけ」で終わらせず、通年での予防と定期検査についてかかりつけの獣医師に相談することをおすすめしたい。

🔗 https://capcvet.org/articles/2026-annual-pet-parasite-forecasts/

🏷️ 医療・疾病・予防


💡 今日のワンポイント

マダニやフィラリアのリスクは、温暖化とともに「季節限定」では語れなくなってきました。予防はできるだけ通年で、そして年1回の検査を習慣に。フードのリコール情報も、個人輸入品を含めてこまめにチェックしておくと安心です。


🐱 猫ニュース — 2026.07.03

本日 2件

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1. 🐱 猫学

猫の脳は人間そっくりに老化、「15歳の猫=80歳の人間」と国際研究が結論(Biology Open・2026年6月)

📅 2026.06.22

英バース大学、米オーバーン大学獣医学部、仏トゥールーズ国立獣医大学の国際チームは2026年6月22日、学術誌Biology Openに「猫の脳は人間と同様に老化する」とする研究を発表した。猫・人・他種から約3,800件の観察データを集め、7テスラ/3テスラの高解像度MRIによる脳スキャンや血液化学、解剖・生理データを解析。脳の全体的な萎縮や脳室(脳内の液体で満たされた空間)の拡大など、加齢に伴う脳構造の変化が猫と人でよく似ており、15歳の猫はおよそ80歳の人間に相当すると結論づけた。

多くの実験動物と違い、猫は人と同じ生活環境で長生きし、高齢の人に見られる脳の加齢変化を実際に発症するため、認知症やアルツハイマー病など加齢性脳疾患の「自然なモデル」として有用だと研究チームは指摘する。飼い主にとっては、高齢猫の夜鳴き・徘徊・トイレの失敗などが「認知機能の低下」のサインかもしれないという視点が重要だ。シニア猫の様子に変化を感じたら、早めにかかりつけの獣医師に相談してほしい。

🔗 https://journals.biologists.com/bio/article/15/6/bio062604/372023/Cat-brains-age-like-humans-translating-time-shows

🏷️ 猫学


2. 🥩 栄養・食事・サプリ

岩手大学、「猫がごはんを残す理由」を嗅覚から解明 匂いを変えるだけで再び食べると実証(Physiology & Behavior・2026年4月)

📅 2026.04.08

岩手大学農学部の宮崎雅雄教授、高橋巧大学院生らの研究グループは、猫が食事をやめる理由に「満腹」だけでなく「匂いへの慣れ(嗅覚順応)」が深く関わっていることを実験で明らかにし、成果は2026年4月1日(日本時間)にエルゼビア社の学術誌Physiology & Behaviorに電子版で早期公開された。同じ餌を繰り返し与えると摂食量は徐々に低下する一方、異なる餌や「匂いだけ」を変えると摂食量が回復することを確認。食事の合間に同じ匂いを嗅がせ続けると次の摂食量が減り、別の匂いを嗅がせるとこの低下を防げることも分かった。

猫は1日に何度も少量ずつ食べる「少量頻回摂食」を示すことが知られており、その背景に嗅覚による感覚的な調節機構が大きく関与している可能性を初めて実験的に示した点が新しい。食欲が落ちた猫への給餌では、フードを丸ごと変えなくても風味や香りに変化をつける工夫が有効かもしれない。ただし食欲不振が続く場合は病気が隠れていることもあるため、自己判断で放置せず、かかりつけの獣医師に相談してほしい。

🔗 https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2026/04/007818.html

🏷️ 栄養・食事・サプリ


💡 今日のワンポイント

「最近ごはんの食いつきが悪い」と感じたら、まずは香りに変化をつけてみるのも一手。ぬるく温めて香りを立たせるだけでも食欲が戻ることがあります。ただし食べない状態が続くなら病気のサインかもしれないので、早めに受診を。


毎朝7時配信

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