🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.11

Golden retriever sits by a calm lake

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.11

犬4 + 猫2 = 計6件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.07.11

本日 4件 | カテゴリ:リコール・安全情報、医療・疾病・予防、研究・科学、トレーニング・行動科学

1. 🎗️ リコール・安全情報

【リコール】米Doggone Raw社、生食ドッグフード「Bosco’s Blend Chicken」をサルモネラの恐れで自主回収

📅 2026.07.01

米ペットフードメーカーのDoggone Raw社は2026年7月1日、冷凍生食ドッグフード「Bosco’s Blend Chicken(ボスコズ・ブレンド・チキン)」の一部を、サルモネラ菌汚染の恐れがあるとして自主回収すると発表した。対象は2ポンド(約0.9kg)と10ポンド(約4.5kg)の2サイズで、ロットコードは「4 24-27」。米食品安全情報サイトeFoodAlertが伝えた。生の鶏肉を主原料とするローフード(非加熱食)で、加熱殺菌の工程がないぶんサルモネラのリスクが残りやすい製品カテゴリーだ。

サルモネラは犬に下痢・嘔吐・発熱・食欲不振などを起こすほか、犬が無症状のまま菌を排出し、フードを扱う人(とくに乳幼児・高齢者・妊婦・免疫が弱い人)に二次感染しうる点が生食で最も注意すべきところだ。該当ロットを持つ場合は給与を中止し、容器や周囲・手指を洗浄・消毒してほしい。本製品は米国向けで日本の店頭流通は考えにくいが、個人輸入や手作りの生食を与える飼い主は、原料の衛生管理と調理器具の消毒を徹底したい。気になる症状があれば早めにかかりつけの獣医師へ相談を。

🔗 https://efoodalert.com/2026/07/01/recalls-and-alerts-july-1-2026/

🏷️ リコール・安全情報


2. 🏥 医療・疾病・予防

犬の「花火」「留守番」の不安に初の飲み薬——FDAが「Tessie(タシピミジン)」を承認、1剤で2つの不安に対応

📅 2026.05.06

米FDAは2026年5月6日、犬の騒音恐怖(noise aversion)と分離不安(separation anxiety)の両方を治療する経口薬「Tessie(タシピミジン経口液)」を承認した。1つの薬でこの2つの適応を同時に取得したのは初めてだ。開発元はフィンランドのOrion Animal Health。タシピミジンはα2アドレナリン受容体作動薬で、中枢神経に働いて「驚愕反射」と過剰な覚醒(交感神経の高ぶり)を抑える。花火や雷などの刺激、あるいは留守番の1時間ほど前に飲ませて使う。分離不安を抱える犬の最大4割は騒音恐怖も併せ持つとされ、両方をカバーできる意義は大きい。

7月は花火のシーズンで、雷や花火の音に怯える犬にとってタイムリーな選択肢だ。ただし薬はあくまで行動療法や環境調整と組み合わせて使うもので、単独で不安が「治る」わけではない。鎮静系の薬には個体差や併用薬との相互作用、基礎疾患の影響もあるため、使用は必ず獣医師の診断・処方のもとで行う必要がある。日本での入手可否は現時点で不透明なので、愛犬の音恐怖や分離不安が気になる場合は、まずかかりつけで行動面の評価と対策を相談してほしい。

🔗 https://www.dvm360.com/view/fda-approves-first-drug-for-both-noise-aversion-and-separation-anxiety-in-dogs

🏷️ 医療・疾病・予防


3. 🧬 研究・科学

犬の僧帽弁閉鎖不全症は「変性」だけではない?——病変弁から炎症細胞を発見、“不治の心臓病”の常識に一石(タフツ大)

📅 2026.02

犬で最も多い心臓病である僧帽弁粘液腫様変性(MMVD、いわゆる「弁がゆるむ」病気)は、これまで「加齢による変性」で炎症は関与しないと考えられてきた。しかし米タフツ大のVicky Yang准教授らは、AKC犬の健康財団(CHF)の助成でこの定説に挑み、重症MMVDの犬の弁には健常犬に比べてマクロファージ(炎症・組織修復に関わる免疫細胞)が有意に増えていることを見つけた。しかも増えていたのは、組織の線維化(瘢痕化)を促すタイプのマクロファージだった。ヒトの類似疾患(バーロー病など)で炎症の関与が示されていたことを受け、「犬でも同じでは?」と調べた成果だという。

MMVDは心不全に至ると生存期間の中央値が約11カ月とされる重い病気で、症状を抑える薬はあっても根治法はない。「なぜ悪化するのか」がわかれば、進行を止める新しい治療標的が見えてくる。研究チームは現在、シングルセル解析でどの種類のマクロファージが弁の変性に関わるのかを詳しく調べている。飼い主にできるのは、心雑音を指摘されたら定期的な心臓検査を受け、咳・呼吸の速さ・元気・食欲の変化を日々記録すること。早期からの管理が予後を大きく左右する。まずはかかりつけ獣医師に相談を。

🔗 https://www.akcchf.org/educational-resources/library/articles/hearts-to-heal-rethinking-canine-heart-disease-at-the-cellular-level/

🏷️ 研究・科学


4. 🏋️ トレーニング・行動科学

「ノーズワーク教室」は服従訓練と同等の福祉効果——飼い主は“愛犬のQOLが上がった”と実感

📅 2026

犬に匂いを探させる「セントワーク(ノーズワーク)」は、基本的な服従訓練(オビディエンス)と比べて犬の福祉や人との絆をより高めるのか——英サセックス大などのチームが、飼い主と犬を4週間のセントワーク教室かオビディエンス教室にランダムに割り付け、行動・関係性の評価と「判断バイアステスト(楽観度の指標)」で比較した。結果は、行動・関係性スコアや判断バイアスにグループ間の差はなく、判断バイアスは全体(とくにオビディエンス群)で改善した。一方で、セントワーク群の飼い主は「愛犬の生活の質(QOL)が上がった」と感じる割合が有意に高かった。

つまりセントワークは、ほかの陽性強化ベースのグループレッスンと同等の恩恵を犬にもたらしつつ、飼い主に「うちの子が生き生きしている」という手応えを与えてくれる、というわけだ。運動が難しいシニア犬や、興奮しやすく他の犬が苦手な犬でも取り組みやすいのがセントワークの利点。特別な道具がなくても、おやつを隠して探させる遊びから家庭で気軽に始められる。愛犬の“頭の運動”と満足感を高める選択肢として、日々の暮らしに取り入れてみては。

🔗 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0168159126000158

🏷️ トレーニング・行動科学


💡 今日のワンポイント(犬)

今日は「不安ケア」「心臓」「嗅覚遊び」と、心と体の両面がテーマ。花火の季節、音を怖がる子には無理に慣れさせようとせず、安心できる隠れ家と静かな環境を用意してあげてください。


🐱 猫ニュース — 2026.07.11

本日 2件 | カテゴリ:研究・科学、猫学

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1. 🧠 研究・科学

「落ち込んだときに愛猫をなでても、落ち着かない」かも?——飼い主の心を測った意外な研究

📅 2026.06

「猫を撫でれば癒やされる」は本当か——2026年6月に発表された研究は、ストレス下での人と猫(および犬)の関わりが飼い主の気分にどう影響するかを調べた。すると猫の飼い主では、ストレスを感じる場面で猫とより多く関わった人ほど、むしろネガティブな感情が強まる傾向がみられた。一方で、犬でも猫でも、動物と触れ合うこと自体は種を問わず短期的な気分の改善と結びついていた。ただし「感じるストレスそのもの」を減らす効果は、犬でも猫でも確認できなかった。

一見「猫は癒やしにならない」と読めてしまうが、そう単純ではない。猫は不機嫌なときに触られるのを嫌うことも多く、落ち込んだ飼い主が強く関わろうとすると、猫が応じずに“すれ違い”、飼い主の気分が下がる——そんな相互作用が背景にあるのかもしれない。大切なのは猫のペースを尊重すること。構ってほしくないサインが出ているときは無理に触らず、猫のほうから寄ってくるのを待つ。人にとっても猫にとっても、心地よい距離感がいちばんの“癒やし”になる。

🔗 https://phys.org/news/2026-06-youre-dont-pet-cat.html

🏷️ 研究・科学


2. 🐱 猫学

猫の脳は「人と同じように」歳をとる?——中年期以降の脳の変化にヒトとの共通点(Biology Open)

📅 2026.06

2026年6月、学術誌Biology Openに、飼い猫の脳が人間とよく似たパターンで加齢変化する可能性を示す研究が報告された。研究によれば、10代半ばの猫はヒトでいえば80代に相当し、加齢に伴う脳の萎縮や変化の道すじがヒトと重なる部分があるという。猫は認知機能障害(いわゆる“認知症”)を起こすことが知られており、こうした脳の老化研究は、猫を人の脳加齢・認知症の自然発症モデルとして活かせる可能性も示している。

飼い主にとって実用的なのは、「猫も歳をとれば脳が変わる」という前提で高齢猫を見てあげること。夜鳴きが増える、トイレの失敗、名前を呼んでも反応が鈍い、昼夜が逆転する、同じ場所をうろつく——こうした変化は「年のせい」で片付けず、認知機能の低下や、痛み・甲状腺など他の病気のサインかもしれない。シニア期(7歳以降)は健診の間隔を詰め、生活環境を分かりやすく・段差を減らすなどの工夫を。早めの気づきが、猫の穏やかな老後につながる。

🔗 https://www.theweek.in/news/health/2026/06/23/your-pet-cats-brain-may-age-just-like-yours-study-reveals.html

🏷️ 猫学


💡 今日のワンポイント(猫)

猫の“距離感”と“加齢サイン”がテーマ。触れ合いは猫のペースで、そしてシニア猫の小さな変化を見逃さないであげてください。


毎朝7時配信

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