🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.16

white and brown long coated dog lying on green grass field during daytime

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.16

犬4 + 猫2 = 計6件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.07.16

本日 4件

1. 🏥 医療・疾病・予防

変形性関節症の犬に「注射する軟骨クッション」——多施設試験でスプリングが有意な改善、Veterinary Record掲載

📅 2026.07.14

PetVivo社は7月14日、関節内注射型の医療機器「Spryng(スプリング)」を評価した査読付き臨床研究がVeterinary Record誌に掲載されたと発表した。対象は膝(stifle)の変形性関節症と、前十字靱帯疾患が疑われる犬。米国の複数の専門病院に所属する獣医外科専門医らが多施設で実施し、獣医師評価・飼い主評価の複数の指標で統計的に有意な改善が確認された。スプリングは「OsteoCushionテクノロジー」と呼ばれる微小な粒子を関節内に注入し、傷んだ関節のクッション(緩衝材)として働かせる仕組みで、飲み薬や抗体医薬とは異なるアプローチが特徴だ。

変形性関節症は加齢や靱帯損傷にともなって進む慢性の痛みで、犬のQOLを大きく下げる。今回の結果は、手術や生涯続く投薬に踏み切る前の選択肢として、単回注射でクッション性を補う治療の可能性を示すものだ。ただし研究者らは「客観的な歩行解析などを用いた追加研究が必要」とも述べており、あくまで有望な初期エビデンスという位置づけになる。愛犬が後肢をかばう、階段を嫌がる、立ち上がりが遅い、といったサインがあれば、関節症の可能性を含めてかかりつけの獣医師に相談してほしい。

🔗 https://www.manilatimes.net/2026/07/14/tmt-newswire/globenewswire/petvivo-holdings-announces-publication-of-peer-reviewed-clinical-study-evaluating-spryng-in-veterinary-record/2384076

🏷️ 医療・疾病・予防


2. 🐕 犬学

愛犬のDNAで「病気のリスク」まで読む時代へ——DNA My Dogが健康・特性検査を新発売、犬種判定から一歩前へ

📅 2026.07.03

犬の遺伝子検査を18年手がけてきたDNA My Dogが7月3日、これまでの「犬種判定」を超える新製品「Health and Trait Test(健康・特性検査)」を発売した。頬の内側を綿棒でぬぐって送るだけで、遺伝性疾患のリスクマーカーや、体格・被毛・行動につながる遺伝的特性をスクリーニングできる。同社は「科学に基づいた包括的なペットのウェルネスツールへの需要の高まりに応えるもの」と位置づけ、消費者が自宅で手軽に受けられる直販型(DTC)の検査として提供する。

犬の遺伝子検査は、雑種の犬種構成を知る“楽しみ”から、将来かかりやすい病気に先回りして備える“予防医療”のツールへと役割を広げつつある。たとえば特定の薬剤に過敏な遺伝子型(MDR1など)や、加齢とともに現れる疾患のリスクを事前に知っておけば、投薬や健診の計画に活かせる。一方で、遺伝子検査の結果は「必ず発症する」という診断ではなく、あくまで確率的なリスク情報である点に注意が必要だ。結果の解釈や具体的な対策については、検査を受けたうえで、かかりつけの獣医師と一緒に読み解くことをおすすめしたい。

🔗 https://www.globenewswire.com/news-release/2026/07/03/3321994/0/en/dna-my-dog-expands-product-suite-with-launch-of-new-health-and-trait-test-building-on-18-year-foundation-in-canine-genetic-testing.html

🏷️ 犬学


3. 🏋️ トレーニング・行動科学

「夜の服」で犬はよく眠る?——寒い夜に洋服を着せると睡眠時間が増えた、加速度計で検証

📅 2026.07.02

寒い時期に犬へ洋服を着せることが、睡眠や活動、ひいては福祉にどう影響するかを、加速度計(アクセロメーター)で客観的に測った研究がAnimals誌に発表された(7月2日公開)。屋外で過ごす作業犬などを対象に夜間の行動を記録したところ、洋服を着ていた夜は着ていない夜に比べて、犬が眠って過ごす時間が増え(48%対40%)、逆に休息や活動に費やす時間は減った。特に気温が下がる夕方から夜にかけて、この差がはっきり表れたという。

体を温めることでエネルギーの消耗を抑え、より深く長く眠れるようになる——今回の結果は、その効果を数字で裏づけたものだ。睡眠は犬の健康と情動の安定に直結するため、寒さ対策としての“夜の一枚”は、単なる見た目やファッションを超えた意味を持つ可能性がある。もちろんすべての犬に洋服が必要なわけではなく、被毛の厚い犬種や室内飼育では過剰な保温がかえって負担になることもある。愛犬が寒がるそぶりを見せたり、屋外で過ごす時間が長い場合は、体格や被毛に合わせた無理のない防寒を検討してみてほしい。

🔗 https://www.mdpi.com/2076-2615/16/13/2035

🏷️ トレーニング・行動科学


4. 🏥 医療・疾病・予防

飼い犬の半数以上が「歯周病」——1万2753人の飼い主調査、歯の悪い犬は“怖がり・元気がない”傾向も

📅 2026.07

英Waltham Petcare科学研究所の研究チームが、米国とカナダの飼い主1万2753人へのアンケートをもとに、犬の歯周病の実態を大規模に調べた(Journal of Small Animal Practice掲載)。その結果、飼い犬の半数以上が歯周病に罹患していると推定され、加齢・犬種・口腔内の診断歴・日々のデンタルケア習慣が主要なリスク因子として浮かび上がった。とくに8歳以上の犬でリスクが有意に高く、トイ・小型犬種で診断が多かった。過去2年以内に動物病院を受診していない犬や、口臭・頭に触られるのを嫌がる犬でもリスクが高かった。

興味深いのは、歯周病のある犬は飼い主から「怖がり・臆病」「とてもストレスを感じている」「元気がない」と評される割合が高く、逆に「健康状態や気分が良い」とされにくかった点だ。口の中の慢性的な痛みや炎症が、行動や生活の質にまで影を落としている可能性を示唆する。歯周病は放置すると歯を失うだけでなく、全身の健康にも関わる。毎日の歯みがきや定期的な歯科チェック、そして「最近口が臭う」「口元を触られるのを嫌がる」といった小さな変化を見逃さないことが、早期発見の第一歩になる。気になるサインがあれば、かかりつけの獣医師に相談を。

🔗 https://www.vettimes.com/news/vet-nursing/international/new-study-highlights-true-scale-of-canine-periodontal-disease-problem

🏷️ 医療・疾病・予防


💡 今日のワンポイント

小さな変化に早く気づくことが、いちばんの予防。気になるサインがあれば迷わずかかりつけの獣医師に相談を。


🐱 猫ニュース — 2026.07.16

本日 2件

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1. 🔬 研究・科学

猫の「本当の気持ち」を測るものさし——飼い主1324人のデータで“猫QOL評価票”を科学的に検証

📅 2026.07

英Waltham Petcare科学研究所が、Mars Veterinary Health・ロイヤルカナン・ブリストル大学と共同で、猫の身体的・情動的な幸福度をより正確に把握するための評価ツールを開発・検証した(Journal of Feline Medicine and Surgery掲載)。米英の飼い主1324人のデータを用いて作られた「FelQoL(猫の生活の質)質問票」は、二部構成で猫のウェルビーイングを数値化する。猫は不調を隠すのが得意なため、飼い主が客観的な指標で変化に気づけるツールの意義は大きい。

猫は痛みや不安を表に出しにくく、飼い主が「なんとなく元気がない」と感じても、それを言葉や数字にするのは難しかった。標準化された質問票があれば、加齢や慢性疾患にともなうQOLの低下を早期に、そして経時的に捉えられる。動物病院での診療や治療効果の判定にも活用でき、猫の福祉研究を一歩前へ進める成果といえる。愛猫の食欲・遊び・毛づくろい・隠れる頻度などの変化に気づいたら、それを記録して受診時に共有すると、獣医師の判断の助けになる。

🔗 https://www.prnewswire.com/news-releases/breakthrough-in-feline-welfare-new-tool-for-assessing-cat-wellbeing-is-scientifically-validated-302815770.html

🏷️ 研究・科学


2. 🏥 医療・疾病・予防

猫の感染症予防、2026年版ガイドラインが更新——子猫のコアワクチンは3回接種に、FeLV・FIV検査を必須化

📅 2026.07

猫の感染症対策の指針が2026年に改訂された。子猫のコアワクチン(パルボ=汎白血球減少症、ヘルペスウイルス、カリシウイルス)の初回シリーズは、生後8・12・16週の3回接種へと拡充。1歳での追加接種のあとは、3年ごとの再接種で十分とされた。あわせて、子猫を迎える際や多頭飼育に新入り猫を加える前には、猫白血病ウイルス(FeLV)抗原と猫免疫不全ウイルス(FIV)抗体の検査を行うことが強く推奨された。

背景には、「完全室内飼い」とされる世帯でも一定割合で脱走が起きていること、新しく迎えた猫で潜伏感染したFeLVが見つかる例が報告されていることがある。感染を広げないためには、迎え入れ時の検査と適切なワクチンプログラムが要となる。多頭飼育や保護猫を迎える予定がある場合は、事前の検査とワクチン計画についてかかりつけの獣医師に相談を。ワクチンの種類や間隔は猫の年齢・生活環境・リスクによって個別に判断されるため、画一的な接種ではなく“うちの子に合った”設計が大切だ。

🔗 https://carelogy-japan.com/en/columns/feline-infectious-disease-guidelines-2026

🏷️ 医療・疾病・予防


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