🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.26

A happy shiba inu dog sits on a pebble beach.

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.07.26

犬4 + 猫2 = 計6件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.07.26

本日 4件


⚠️ リコール・安全情報

2026年のペットフード回収、主役は「生食(ローフード)」——サルモネラ・リステリア検出が相次ぐ

📅 2026.07

米FDAの2026年上半期データによると、犬猫のフード・おやつで病原菌に関連した自主回収がこの時期だけで複数件発生し、そのうち大半が「生(ロー)・冷凍」タイプの犬用フードだった。FDAの検査では、Answers Pet FoodやDarwin's Natural Pet Productsといった生食ブランドの製品からサルモネラやリステリアが検出され、回収・販売中止の対象になっている。ローフードは市場全体の1割未満のシェアにとどまるにもかかわらず、病原菌関連リコールの約67%を占めるという偏りも報告された。現時点で関連する健康被害の報告は確認されていない。

生肉ベースのフードは「自然で高たんぱく」と人気だが、加熱工程がないぶん細菌汚染のリスクが構造的に高い。これらの製品は主に北米向けで日本の店頭にそのまま並ぶことは多くないが、生食・手作り食の人気は日本でも高まっており、他人事ではない。生食を与える場合は、信頼できるメーカーを選び、取り扱い・保存を徹底し、免疫の弱い子犬・老犬・免疫抑制中の犬には慎重になること。不安があれば必ずかかりつけ獣医師に相談してほしい。

🔗 https://www.avma.org/news/recalls-alerts

🏷️ リコール・安全情報


🏥 医療・疾病・予防

犬のアトピー性皮膚炎に「DNAワクチン」という新発想——ダニアレルギーの原因に免疫から挑む

📅 2026

犬の慢性的なかゆみの代表格であるアトピー性皮膚炎に対し、まったく新しいアプローチの「DNAワクチン」を検証した概念実証(proof-of-concept)研究が、2026年のVeterinary Dermatology誌に掲載された(Bizikovaら)。対象は、室内のチリダニ(Dermatophagoides farinae)に感作されてアトピーを発症している飼い犬。研究チームは、ダニのアレルゲンであるDer f 2と、免疫を効率よく立ち上げる工夫(Zen 1-LAMP)を組み込んだプラスミド(DNA)ワクチンを用いた。DNAベースのワクチンは、細胞性・液性の両方の免疫応答を素早く引き出せるのが特長で、LAMP(リソソーム関連膜タンパク質)を組み込むことでその反応がさらに強まると期待される。

これは、症状を抑える対症療法ではなく、アレルギーの“もと”に免疫の側から働きかけようとする点で新しい。まだ概念実証の段階で、実用化には大規模な検証が必要だが、生涯にわたる投薬やスキンケアに苦労してきたアトピー犬とその飼い主にとって、将来の選択肢を広げる研究といえる。愛犬のかゆみが続く場合は自己判断でサプリや市販薬に頼らず、皮膚科に強い獣医師に相談することが第一歩だ。

🔗 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/vde.70037

🏷️ 医療・疾病・予防


🏥 医療・疾病・予防

【日本】犬の認知症は「6歳の肥満」が分岐点——山口大が示した、発症リスク4.4倍の衝撃

📅 2026.07

山口大学共同獣医学部の研究グループが、犬の認知機能不全症候群(CDS=いわゆる認知症)の「発症そのものを防ぐ」ための飼育習慣に関する研究成果をまとめた。それによると、6歳の時点で肥満傾向が強かった犬は、適正体重の犬に比べて、将来の認知症発症リスクが約4.4倍に高まることが分かったという。これまで犬の認知症は「シニアになってから対処する病気」と考えられがちだったが、この研究は、発症を左右する分かれ道が中年期(6歳ごろ)の体重管理にあることを具体的な数字で示した点で意義が大きい。

つまり、認知症予防は老犬になってからでは遅く、若く元気なうちからの体重コントロールがそのまま脳の健康につながる。肥満は関節・心臓・糖代謝だけでなく、脳の老化にも影を落とすということだ。おやつの与えすぎや運動不足に心当たりがあれば、シニア期を待たず今日から見直したい。適正体重が分からない場合は、かかりつけ獣医師にボディコンディションスコアを評価してもらうとよい。

🔗 https://news.yahoo.co.jp/articles/4ce6ea1d25592750e14814eca0111ec77ceeb809

🏷️ 医療・疾病・予防


🐕 犬学

犬の「性格」を左右する遺伝子SORCS1を同定——盲導犬の訓練成績データが手がかりに

📅 2026.02

犬の行動特性に関わる候補遺伝子として「SORCS1」を同定した研究が、2026年2月に報告された。研究チームは、盲導犬の訓練成績という“行動の物差し”がそろった集団のデータを利用して、性格・行動と遺伝子の関連を統計的に解析。その結果、SORCS1が犬の行動特性に関与する有力な候補遺伝子として浮かび上がった。犬の行動は多数の遺伝子が少しずつ影響する「ポリジェニック(多遺伝子性)」な形質であり、SORCS1はその一部を担うピースの一つと位置づけられる。

行動は遺伝だけでなく、育て方・環境・学習によっても大きく形づくられるため、「この遺伝子があるから良い犬/悪い犬」と単純化はできない。それでも、性格の生物学的な土台が少しずつ解明されることは、将来的に相性の良いパートナー犬の育成や、問題行動の理解につながる可能性がある。目の前の愛犬の個性は、遺伝子と経験の両方が織りなす“その子だけのもの”として受け止めたい。

🔗 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC12912605/

🏷️ 犬学



💡 今日のワンポイント

犬の認知症予防は「6歳までの体重管理」から。シニアになる前の中年期こそ、適正体重を保つことが将来の脳の健康への投資になります。おやつの量と運動量を、今日いちど見直してみませんか。


🐱 猫ニュース — 2026.07.26

本日 2件

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⚠️ リコール・安全情報

キャットフードが「ビタミンB1不足」で自主回収——Go Raw社がQuest冷凍チキンを追加リコール

📅 2026.02.17

米Go Raw社が、キャットフード「Quest」の一部製品について、チアミン(ビタミンB1)が十分に含まれていない可能性があるとして自主回収を行い、2026年2月17日にはチキンレシピの冷凍製品2ロットを追加する形でリコールを拡大した。あわせてQuestブランド全製品の販売停止(stop sale)にも踏み切っている。チアミンは猫にとって必須の栄養素で、不足すると食欲不振やふらつき、けいれん、首を下に曲げる姿勢(腹側屈曲)など神経症状を引き起こし、重症化すると命に関わることもある。とくに猫は犬よりチアミン要求量が高く、加熱や保存でビタミンが失われやすい点にも注意が必要だ。

この製品は米国向けで日本の店頭にそのまま並ぶことは考えにくいが、栄養設計のミスは国や銘柄を問わず起こりうる。総合栄養食を選び、極端な単一メニューや不適切な手作り食に偏らないことが、こうしたリスクを避ける基本となる。もし愛猫にふらつきやけいれん、食欲低下などの神経症状が見られたら、フードの切り替え歴をメモしたうえで、すぐに動物病院を受診してほしい。

🔗 https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/go-raw-llc-expands-voluntary-recall-quest-diet-cat-food-products-due-low-thiamine-levels-and-enacts

🏷️ リコール・安全情報


🏥 医療・疾病・予防

猫の慢性腎臓病は「早めの療法食」で進行が遅くなる——ステージ1〜2から始める意味

📅 2026

猫に非常に多い慢性腎臓病(CKD)について、2026年のアメリカ獣医師会雑誌(JAVMA)に掲載された研究が、「早い段階からの療法食」の価値をあらためて示した。研究によると、腎臓病の国際的な重症度分類(IRIS)でまだ軽度のステージ1〜2の段階から腎臓用療法食(リンやたんぱくを調整した食事)を始めた猫は、病気の進行が抑えられ、生存期間の延長につながったという。CKDは10歳を超えた猫の推定20〜50%が抱えるとされる“身近な病気”でありながら、初期は症状が乏しく見逃されやすい。

ポイントは「症状が出てから」ではなく「まだ元気なうちから」始めることだ。腎臓は一度失われた機能が戻りにくい臓器のため、早期に食事で負担を減らすことが、その後の経過を大きく左右する。シニア猫では、多飲多尿や食欲・体重の変化を見逃さず、定期的な血液・尿検査で早めに気づくことが重要になる。療法食の開始時期や種類は猫ごとに異なるため、必ずかかりつけ獣医師と相談して決めてほしい。

🔗 https://www.thevetiverse.com/en/latest/early-therapeutic-renal-nutrition-in-feline-ckd-new-findings-from-the-2026-avma-study/

🏷️ 医療・疾病・予防



💡 今日のワンポイント

猫の腎臓病は「早期発見・早期の食事対策」がカギ。シニア猫は年1〜2回の血液・尿検査で、症状が出る前の変化をつかまえましょう。


毎朝7時配信

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