🎗 犬猫 腫瘍ニュヌス — 2026.10.05

🎗 犬猫 腫瘍ニュヌス — 2026.10.05

犬猫の腫瘍・がん関連ニュヌス論文 蚈7ä»¶


🎗 腫瘍・がん関連ニュヌス — 2026.10.05

本日 7件


1. 💊 治療・新薬

【日本】犬の口腔内CD8陜性・衚皮向性T现胞リンパ腫に、ブレオマむシン電気化孊療法を3回——経口薬で149日埌に悪化した13歳ビヌグルで、608日目に目で芋える口腔病倉なし、麻垃倧孊の症䟋報告

📅 2026.09.28

麻垃倧孊盞暡原垂の久末正晎氏ず、神奈川県倧和垂の秋吉動物クリニックの秋吉誠氏が、Frontiers in Veterinary Science誌に発衚した症䟋報告です。13歳の雄のビヌグル11kgで、右䞊顎の歯肉、頬の粘膜、䞋顎の歯肉に結節状の病倉が玄18か月かけお進行しおいたした。病理怜査ず免疫染色で、腫瘍现胞の90%超がCD3ずCD8を発珟するCD8陜性の衚皮向性T现胞リンパ腫ず蚺断されたした。最初に䜿ったオクラシチニブ0.73mg/kgで䞀時的に改善したしたが、149日埌に悪化したため、ブレオマむシンを静脈内に20mg/m²投䞎したうえで、1,000V/cm・8回の電気パルスを腫瘍にかける電気化孊療法を、205日目・238日目・555日目の3回行いたした。病倉の倧きさず数は明らかに枛り、608日目には肉県で芋える口腔病倉はなく、党身ぞの広がりも芋぀かりたせんでした。

2回目の凊眮のあず、䞀時的な腫れず局所の化膿性の炎症が出たしたが、デキサメタゟンずアモキシシリンで治たり、ブレオマむシンによる党身性の副䜜甚は明らかではありたせんでした。経過䞭に壊死した䞋顎リンパ節が芋぀かり、原因はリンパ腫の浞最、反応性の炎症、治療の圱響のいずれかで、特定できたせんでした。著者らは、遞ばれた犬では繰り返し可胜な局所治療になりうるずしたすが、1頭だけの報告で、他の薬の䜵甚や、もずもず進行の遅い病気だった可胜性から、効果を治療だけによるものずは蚀えたせん。口の䞭の治りにくい赀みやしこり、歯肉の腫れが続く堎合は、早めに受蚺し、治療法は腫瘍科の獣医垫ず盞談しおください。

🔗 https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2026.1942467/full

💊 治療・新薬


2. 💊 治療・新薬

化孊療法䞭に悪化した猫の喉頭B现胞リンパ腫に、䞀時的な気管切開6Gy×6回蚈36Gyの緩和攟射線——腫瘍䜓積5.8cm³が玄0.8cm³に瞮小、気管チュヌブは4回目たでに抜去、韓囜・建囜倧孊などの症䟋報告

📅 2026.09.10

韓囜の建囜倧孊ず王宀動物医療センタヌのチヌムが、Frontiers in Veterinary Science誌に発衚した症䟋報告です。12歳の避劊雌のメむンクヌン5.78kgで、銖のT现胞リッチB现胞リンパ腫ず、喉頭のびたん性倧现胞型B现胞リンパ腫ず蚺断されたした。修正L-CHOPプロトコルL-アスパラギナヌれ400IU/kg、ビンクリスチン0.7mg/m²、シクロホスファミド250mg/m²、゚ピルビシン25mg/m²の最䞭に、喉頭の腫瘍で気道がふさがる状態になりたした。そこで䞀時的な気管切開を行い、週2回、6Gy×6回総線量36Gyの寛解を目的ずしない緩和的な攟射線治療を実斜しおいたす。照射前に5.8cm³だった腫瘍の䜓積は玄0.8cm³になり、気道の内腔は回埩し、気管チュヌブは4回目の照射たでに倖せたした。

ただし、攟射線の開始から27日埌に、呌吞ではなく党身の病気の進行で亡くなっおいたす。著者らは、化孊療法䞭に進行した猫の喉頭リンパ腫で、気管切開ず䜎分割攟射線の組み合わせが、気道のふさがりを速やかに和らげる可胜性があるず述べおいたす。䞀方で1頭の報告であり、長期の経過はなく、腫瘍が急に瞮んだこずや気管切開で照射䜍眮の粟床に䞍確かさが残りたした。銖ず喉頭の病倉の関係も、分子解析をしおいないため確かめられおいたせん。猫が息苊しそうにする、声が倉わる、いびきのような呌吞音が出るずいった様子があれば、すぐに受蚺し、緩和治療の遞択肢は腫瘍科の獣医垫に盞談しおください。

🔗 https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2026.1855062/full

💊 治療・新薬


3. 💊 治療・新薬

犬の顔の皮膚メラノサむトヌマに、むミキモド5%クリヌムを週3回・5か月塗垃——4×3.8cmが3.3×3.0cmに瞮小したが䌑薬3か月で5.0×3.6cmに再増倧、韓囜・慶尚囜立倧孊の症䟋報告

📅 2026.09.11

韓囜・慶尚囜立倧孊獣医孊郚のチヌムが、Frontiers in Veterinary Science誌に発衚した症䟋報告です。5歳の去勢雄の柎犬で、巊の顔に黒く色づいた4×3.8cmの結節があり、呚囲にも色玠を持぀小さな䞘疹が散らばっおいたした。完党な切陀が難しいため、皮膚ぞの塗り薬であるむミキモド5%クリヌムアルダラ、1回250mgを週3回、5か月間塗りたした。結節は3.3×3.0cmに瞮み、觊った感じがやわらかくなり、呚囲の䞘疹も枛りたした。副䜜甚は報告されおいたせん。

ずころが3か月間の䌑薬埌には、病倉は5.0×3.6cmに再び倧きくなりたした。著者らは、手術が難しい堎合に䞀時的な改善をもたらす緩和的な維持療法になりうるずする䞀方、根治を目指す治療ずは䜍眮づけおいたせん。1頭だけの報告で、評䟡も画像ではなく臚床での蚈枬に頌っおおり、他の犬にも同じ効果があるずは蚀えたせん。人甚の薬を犬に塗る䜿い方は、舐めおしたう危険もあり、自己刀断は避けおください。顔や口たわりの黒いしこりが倧きくなったずきは、早めに受蚺し、手術や塗り薬を含めた方針を腫瘍科・皮膚科の獣医垫ず盞談しおください。

🔗 https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2026.1917945/full

💊 治療・新薬


4. 🏥 医療・疟病・予防

【日本】猫の腞の小型T现胞リンパ腫ず倧现胞型B现胞リンパ腫が同時に芋぀かった11歳——手術埌にクロラムブシルプレドニゟロンで蚺断から728日、再発なし、北里倧孊・倧阪公立倧孊の症䟋報告濟胞圢成を䌎う型は初報告

📅 2026.05.01

北里倧孊ず倧阪公立倧孊のSakai氏らが、Journal of Veterinary Medical Science誌88å·»5号に発衚した症䟋報告です。11歳の去勢雄の雑皮猫が、2週間続く元気消倱ず食欲䞍振で受蚺したした。腹郚の超音波怜査で空腞の壁が厚くなり、隣接しお腫瘀が芋぀かっおいたす。现い針で现胞を採る怜査ず、抗原受容䜓遺䌝子再構成のPCR怜査PARRでは、小型T现胞リンパ腫が疑われたした。倖科的に切陀した組織の病理怜査ず免疫染色CD3、CD20、Ki-67で、顕著なリンパ濟胞の圢成を䌎う小型T现胞リンパ腫ず、倧现胞型B现胞リンパ腫の䜵存ず確定されたした。

術埌はクロラムブシルずプレドニゟロンの化孊療法を行い、蚺断から728日にわたり症状の再発も画像の異垞もありたせんでした。著者らは、リンパ濟胞圢成を䌎う小型T现胞リンパ腫に倧现胞型B现胞リンパ腫を䜵発した猫の腞リンパ腫は、これが初めおの報告だずしおいたす。1䟋の報告で、同じ治療が他の猫でも効くずは蚀えたせん。ただし、猫の腞の病気では、針による怜査だけでは耇数の腫瘍が混ざっおいるのを芋逃す可胜性があり、手術時の組織怜査の意矩を瀺す䟋ずいえたす。慢性的な嘔吐や䞋痢、䜓重枛少が続く猫は、早めに受蚺し、怜査ず治療は腫瘍科の獣医垫ず盞談しおください。

🔗 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvms/88/5/88_25-0458/_article/-char/en

🏥 医療・疟病・予防


5. 🧬 研究・科孊

犬のリンパ腫39頭で赀血球膜の脂肪酞を解析、パルミトレむン酞はT现胞型でB现胞型より有意に䜎い——オレむン酞が倚いず死亡リスクが䜎䞋HR 0.73、䌊テラモ倧孊の探玢的研究

📅 2026.09.24

むタリアのテラモ倧孊獣医孊郚のチヌムが、Frontiers in Veterinary Science誌に発衚した探玢的研究です。新たにリンパ腫ず蚺断された犬39頭B现胞型25頭、T现胞型14頭ず、健康な犬12頭の赀血球の膜に含たれる脂肪酞を比べたした。パルミトレむン酞の濃床は、T现胞型でB现胞型より有意に䜎くなっおいたした。節倖リンパ節以倖での発症はT现胞型で57.1%、B现胞型は80.0%が倚䞭心型でした。リンパ腫に関連した生存の確率は、180日の時点でおよそ50%ず掚定されおいたす。

生存ずの関連を探る解析では、オレむン酞が高いず死亡リスクが䞋がりHR 0.73、シス-バクセン酞が高いず䞊がるHR 1.47傟向でした。食事の皮類が「混合食」の犬は、リンパ腫による死亡のハザヌドが䜎い結果HR 0.11も出おいたす。ただし、著者ら自身が、症䟋数の少なさ、倚重比范の補正をしおいないこず、倚倉量解析をしおいないこずを挙げ、倧芏暡な前向き研究での確認が必芁だずしおいたす。この結果をもずに食事を倉えるのは早蚈で、食事は病状や治療に合わせお決める必芁がありたす。リンパ腫の治療䞭の犬の食事は、䞻治医や腫瘍科の獣医垫ず盞談しおください。

🔗 https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2026.1950771/full

🧬 研究・科孊


6. 🧬 研究・科孊

犬の脳腫瘍グリオヌマずヒト膠芜腫をMRIの画像特城量で比范、機械孊習の刀別粟床は77.88%——腫瘍が脳に占める割合は犬10.54%・ヒト5.29%、ポルトガル・リスボン倧孊などの研究

📅 2026.09.01

ポルトガルのリスボン倧孊やルゟフォナ倧孊などの研究チヌムが、Frontiers in Veterinary Science誌に発衚した研究です。犬のグリオヌマ15頭䜓積の解析は23頭ずヒトの膠芜腫16人のT2-FLAIR MRI画像から、69個のラゞオミクス特城量画像の暡様や濃淡を数倀にしたものを抜出したした。䞻成分分析ずROC解析で10個を遞び、皮をたたいで腫瘍を芋分けられるかを調べおいたす。腫瘍が脳の䜓積に占める割合は、犬で10.54%、ヒトで5.29%ず有意に違いたしたp<0.001。区別に圹立った特城量は「Autocorrelation」AUC 0.874、「JointAverage」ず「SumAverage」いずれもAUC 0.871でした。サポヌトベクタヌマシンの粟床は、テスト矀で77.88%、党デヌタで80.33%でした。

著者らは、画像の特城から犬のグリオヌマを、ヒトの膠芜腫を研究する橋枡しのモデルずしお䜿える可胜性を瀺したずしおいたす。䞀方で、症䟋数が少ないこず、MRIの撮圱条件がばら぀いおいるこず、腫瘍の範囲取りの再珟性を確かめおいないこず、脳の抜出凊理をヒトのデヌタにだけ行ったこずが限界ずしお挙げられおいたす。ただ蚺断や治療に䜿える段階の技術ではありたせん。犬のけいれんや行動の倉化、ふら぀きが続くずきは、MRIなどの怜査を含めお、神経科や腫瘍科の獣医垫に盞談しおください。

🔗 https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2026.1893069/full

🧬 研究・科孊


7. 🧬 研究・科孊

【日本】犬14頭・猫8頭の舌扁平䞊皮癌の呚囲で「口腔䞊皮異圢成」を解析、高床のものはCK13䜎䞋・CK17ずKi-67䞊昇で人ず同じ——動物にも「野倖発がん」が存圚する可胜性、日本歯科倧孊・麻垃倧孊

📅 2026.07.10

日本歯科倧孊の工藀氏・添野氏、麻垃倧孊の盞原氏・神家氏らが、Journal of Veterinary Medical Science誌88å·»7号に発衚した研究です。人では、口腔の扁平䞊皮癌の前がん病倉ずしお、口腔䞊皮異圢成が知られおいたす。研究チヌムは、舌の扁平䞊皮癌がある犬14頭ず猫8頭の、腫瘍の呚りの䞊皮を、WHOの基準で高床・䜎床の異圢成に分類したした。高床の異圢成では、现胞の角質のタンパク質CK13が枛り、CK17ず増殖の指暙Ki-67が増えおおり、人の高床異圢成ず同じ傟向でした。圢の䞊でも、境界がはっきりしお、しずく圢の䞊皮脚ず䞍芏則な局構造がみられたした。

著者らは、犬ず猫の口腔の粘膜にも、がんの呚囲の広い範囲に前がん的な倉化が広がる「野倖発がんフィヌルドキャンサリれヌション」が起きおいるこずを裏づける結果だずしおいたす。なお、抄録には、犬ず猫で高床・䜎床がそれぞれ䜕䟋だったかの内蚳は瀺されおいたせん。小さな症䟋数の病理孊的な研究で、すぐに蚺断や治療に䜿える成果ではありたせんが、取り残しのない切陀の範囲を考える手がかりになりえたす。舌や口の䞭のただれ、出血、食べにくそうな様子が続くずきは、早めに受蚺し、怜査や手術に぀いおは腫瘍科の獣医垫ず盞談しおください。

🔗 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvms/88/7/88_25-0309/_article/-char/en

🧬 研究・科孊


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