🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.11.02

🐾🐱 犬猫ニュース — 2026.11.02

犬4 + 猫2 = 計6件

▼ 猫ニュース


🐾 犬ニュース — 2026.11.02

本日 4件


⚠️ リコール・安全情報

米Wedgewood薬局が調剤した動物用医薬品を自主回収——検査データの信頼性に不整合、苦情98件(うち重篤7件)、2026年2月〜10月出荷分が対象(FDA)

📅 2026.10.21

米ニュージャージー州のWedgewood Pharmacyが、有効期限内の調剤動物用医薬品を、獣医療機関・薬局などへのプロバイダー/顧客レベルで回収すると発表した。理由は、同社の検査室が出した分析試験データの信頼性に不整合があったためで、製品の効力が低い、または高すぎる可能性がある。対象は粉末、ペースト、経口懸濁液、注射剤、点眼・眼軟膏、点耳薬、外用スプレー、ゲルなどで、2026年2月18日〜10月6日に全米へ出荷された。同社には98件の苦情が寄せられ、うち7件は重篤だったという。

効力が低いと治療が効かず、高いと中毒や過量投与につながるおそれがある。飼い主は、該当製品の使用を中止して保管し、回収窓口(Sedgwick)に連絡するよう案内されており、ロット番号の照会はWedgewood社のリコール検索ページで行える。本件は米国内の流通が対象で、日本国内での入手可否は確認できていない。日本の飼い主は、個人輸入などで調剤薬を入手している場合に限り注意してほしい。愛犬が調剤薬を使っていて体調に変化がある場合や不安がある場合は、薬を自己判断で中止せず、まず獣医師に相談を。

🔗 https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/wedgewood-pharmacy-issues-recall-certain-compounded-veterinary-medications-within-expiry-due

🏷️ リコール・安全情報


🏥 医療・疾病・予防

英国で犬の急性ドライアイが200件超——生鮮フードのYearsは8月に全品回収、測定21,757件で食品の安全上の問題は見つからず、原因は不明のまま(dvm360)

📅 2026.09.25

英国獣医眼科学会(BrAVO)は9月23日、突然両眼に起こる乾性角結膜炎(KCS、ドライアイ)の報告が「200件超」あると発表した。生鮮ドッグフードのYearsは、この症状の報告を受け、2026年8月17日にChef’s Collectionを除く全製品を回収した。同社は3月から8月中旬に約63,000頭へ給餌しており、同社の集計では全251件のうち155件がYearsを食べた犬、96件は食べていない犬(英国41件、フィンランドとハンガリー55件)だった。同社が依頼した検査は、原料や製造品、返送された食事を対象に21,757件・1,129物質に及び、そば(バックウィート)のロットは940物質を調べたが、安全上の問題は見つからなかった。同社は10月からそばを除いて配送を再開する予定だ。

BrAVOは「特定の食品・成分・メーカーとの因果関係は確立されていない」としており、食事を変えるだけで涙の分泌が戻るとは限らないとも述べている。涙腺に大きな障害が残る犬もいるため、処方された治療は獣医師の指示なしにやめないことが大切だ。英国と欧州の事例で、日本でYearsの製品が流通しているかは確認できていない。愛犬の目が急に赤くなる、目やにが増える、まぶしそうにするなどの変化があれば、食事にかかわらず早めに眼科を診られる獣医師に相談してほしい。

🔗 https://www.dvm360.com/view/years-says-testing-finds-no-food-safety-issues-after-dog-eye-disease-uk-reports-cause-of-sudden-dry-eye-in-dogs-remains-unknown

🏷️ 医療・疾病・予防


🏥 医療・疾病・予防

犬の皮膚感染症向け抗菌薬セフォベシンの高濃度版をFDAが承認——濃度は従来の2倍の160mg/mL、1回の注射で最長14日、猫には使用不可(Zoetis、dvm360)

📅 2026.10.20

米FDAが、Zoetisの注射用抗菌薬Convenia(セフォベシン)の高濃度版「Convenia RTU for Dogs」を承認した。従来品の80mg/mLに対し160mg/mLで、同じ用量をより少ない量で投与でき、同社は従来品と生物学的に同等としている。適応は、感受性のあるStaphylococcus pseudintermediusなどによる二次性の表在性膿皮症、膿瘍、創傷で、1回の皮下注射で最長14日間の治療が可能だ。処方箋が必要で、発売は2027年第1四半期の見込みとされる。

犬専用で、添加物の安息香酸ベンジルとプロピレングリコールが猫には有害となるおそれがあるため、猫には使えない。同社が引用する研究では、短期の抗菌薬治療で処方どおりに投与できた飼い主は27%にとどまり、通院時の注射は飲み忘れを防ぐ利点がある。一方で、ペニシリンやセフェム系への過敏症歴がある動物には使えず、嘔吐、下痢、食欲低下、元気消失などの副作用が挙がっている。日本での承認・販売状況は確認できていない。皮膚の赤みや膿、かゆみが続く場合は自己判断せず、抗菌薬が必要かどうかも含めて獣医師に相談してほしい。

🔗 https://www.dvm360.com/view/higher-concentration-cefovecin-approved-by-fda-for-certain-skin-infections-in-dogs

🏷️ 医療・疾病・予防


🐕 犬学

愛犬を撫でると、2回目のストレス場面で心拍上昇が抑えられた——飼い主64人の実験、直後の回復には効果なし(インスブルック大、Biological Psychology)

📅 2026.10.20

オーストリア・インスブルック大学の研究チームが、飼い主66人と愛犬を募り、解析対象となった64人(平均34歳、女性51人)でストレス課題と休憩を繰り返す実験を行った。休憩中に愛犬を撫でても、直後の回復は早まらなかった。ところが、最初の休憩で撫でた飼い主は、2回目のストレス課題で、脳波のアルファ波抑制が小さく、心拍が遅く、心拍変動が高く、コントロール感も強かった。効果量は心拍が約0.72、心拍変動が約0.40、アルファ波が約0.36だった。休憩5分のうち、飼い主は約64%(約3分12秒)、主に毛をなでていた。

つまり、愛犬との触れ合いは、その場の回復よりも「次のストレスへの備え」に役立つ可能性がある。ただし、この効果は探索的な解析で見つかったもので、確認の追試が必要だ。参加者の約8割が女性で、全員が白人の欧州人、実験は研究室内という限界もある。気持ちの自己申告には差が出なかった。日常では、忙しい前後に数分、愛犬を撫でる時間を作るのは無理のない習慣だが、犬が嫌がるそぶりを見せたら無理に触らず、犬の気持ちを尊重してほしい。

🔗 https://www.psypost.org/new-study-suggests-touch-is-a-key-ingredient-in-dogs-stress-buffering-power/

🏷️ 犬学

💡 今日のワンポイント

調剤薬やサプリは、回収情報を見られるよう製品名とロット番号を控えておくと安心です。愛犬の目の急な異変は食事に関係なく早めに受診を。


🐱 猫ニュース — 2026.11.02

本日 2件

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🧬 研究・科学

猫と飼い主のオキシトシン濃度が相関——猫との距離が近い飼い主ほど気分が良い傾向(京都大学、iScience)

📅 2026.10.16

京都大学の高木佐保氏らの研究チームが、猫29頭とその飼い主19人を1か月間追跡した研究を『iScience』に発表した。尿中のオキシトシン(絆に関わるホルモン)とコルチゾール(ストレスに関わるホルモン)を測定し、猫の首輪につけたBluetoothビーコンで日々の飼い主との距離を記録、飼い主の気分は質問票で調べた。その結果、猫と飼い主の尿中オキシトシン濃度には正の相関があり、猫のオキシトシンが高いほど猫のコルチゾールは低く、飼い主の否定的な気分も少なかった。飼い主の前向きな気分は、飼育期間の長さではなく、日常で猫と近くにいる時間の長さと関連していた。

研究チームは、これらは関連を示すもので因果関係は不明だとしており、今後は猫と人が時間とともにどう影響し合うかを調べる予定だ。それでも、猫が同じ空間でくつろぐ時間は、飼い主だけでなく猫自身の安心にもつながっている可能性がある。無理に抱こうとせず、猫が自分から近づいてくる距離感を大切に、同じ部屋で過ごす時間を意識的に作ってみてはどうだろうか。

🔗 https://www.kyoto-u.ac.jp/en/research-news/2026-10-16-0

🏷️ 研究・科学


🐾 猫学

猫の通院ストレスを減らす無料リソースセンター——FelineVMAが開設、家を出る前から帰宅後までを網羅

📅 2026.09.25

米国の猫専門獣医師団体FelineVMA(旧AAFP)が、動物病院向けに、猫の来院ストレスを和らげる無料のリソースセンターを開設したとdvm360が報じた。同団体の「Cat Friendly」の考え方に基づき、猫の感情や行動の読み取り方、個体に合わせた保定と診察、待合室や診察室でのストレス軽減、キャリーの慣らし方や帰宅後のケアなどを、短いヒントや印刷できる飼い主向け資料としてまとめている。2023年の『Journal of Feline Medicine and Surgery』の研究では、Cat Friendly Practiceに認定された320施設は、認定のない4,195施設より、診断検査を実施する来院が12%多かった。

猫は恐怖や痛みを見せにくく、見逃されやすいため、通院のハードルが下がることは健康管理の面でも意味が大きい。飼い主側でできることとして、キャリーを普段から部屋に出して慣らしておく、受診前に落ち着ける環境を整えるといった準備が役立つ。通院を嫌がって受診が遅れがちな場合や、強い緊張が続く場合は、かかりつけの獣医師に相談してほしい。※本件の資料は英語で、獣医療従事者向けの内容です。

🔗 https://www.dvm360.com/view/felinevma-launches-free-resource-center-to-help-practices-ease-feline-visit-stress

🏷️ 猫学

💡 今日のワンポイント

猫は「近くにいる」だけで安心することも。キャリーを普段から部屋に置いて慣らしておくと、通院もずっとラクになります。


毎朝7時配信

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